結局、クリニックでは戦力外通知を出され、私の居場所がなくなってしまいました。大学病院で一年弱とはいえ勤務した経験があるからと、ちょっと自信を持っていたのですが、実際には全く使えない私でした。
私の大学病院では、採血や点滴などは研修医が行い、看護師が実践できる環境がありませんでした。またクリニックという職場は、もともと数人しか看護師がいないわけで、教育をしてくれる余裕もありません。
一般病棟しか経験のない私にとって、数をこなさなければならない外来の仕事は、甘いものではありませんでした。結局、1ヶ月も持たないでクリニックは辞めました。この時点で、私は本当に看護師としてもう一度臨床に復帰できるのだろうかと先が見えなくなりました。
ハローワークに行ってみましたが、目新しい案件がなかったので、インターネットで求人サイトに登録してみることにしました。
実は、それまであまり求人サイトを信頼していませんでしたが、見てみると多くの看護師の求人サイトがあることに驚きました。名前をよく聞く大手人材派遣系の会社や医療業界に特化した人材紹介会社などが運営しています。また、各求人サイトには意外に多くの案件が掲載されていました。
正直、最初はどこのサイトが信頼できるのかわからないので、いくつか選んで登録してみることにしました。すると、すぐにメールにて返事があったり、また電話がありました。中には、連絡がこなかった会社もありましたが・・・。
仮登録したいくつかの紹介会社とメールや電話でのやり取りを行った結果、最終的に2つの会社のコンサルタントと面談することにしました。面談する気になったのは、意外と看護師という仕事を知っているということ、また病院に関する情報を幅広く持っていたからです。
コンサルタントの方々は、看護師ではないようですが、私よりも包括的に看護師の仕事を理解されているような印象も持ちました。これらの会社は、いずれも医療業界に特化した人材紹介会社でした。大手人材派遣系の会社の方は、どうもその点に弱いような感じがしたのです。看護師の求人サイトを選ぶ際は、最初のキーポイントかもしれません。