今回の就職活動で、育児の関係で日勤だけの仕事をいろいろ探してみまして、ずいぶんいろいろなことがわかりました。夜勤を伴う看護師の仕事の中で、日勤のみの仕事はやはり人気があるようですが、そこには思わぬ落とし穴や、別の世界があったりするようです。
私は、日勤といえば、クリニックの外来と思っていました。しかし、クリニックにおいては病院のような教育制度もなければ、OJTで教えてもらうこともできません。まさに即戦力。先生方はできて当たり前と思っていますから、甘く考えると大変なことになります。私のように、大学病院で採血や点滴もやって来なかったナースは、慎重に考えたほうがよさそうです。しかも、個人病院になると、賞与や退職金などがないのはもちろんのこと、社会保険も全くないのも普通のようです。私が入職したクリニックは、医療法人の経営でしたが、それはまれなケースと伺いました。
このような点を考えると、外来でも一般病院での外来勤務で仕事があれば、そちらがお勧めのようです。ただ、一般病院の場合は、夜勤をこなす病棟勤務看護師がいますから、いわゆる日勤常勤として若干賞与などで差がつけられますが、それは仕方ないことだと思います。むしろ、日勤のみ希望のナースにとって、その方が気兼ねなく仕事できるのではないかと思います。
最近注目されているのが訪問看護です。私の先輩が10年の病棟経験のあと、訪問看護師の仕事について活躍されています。
訪問看護は、一日数人の担当患者を訪問し、健康状態の観察や相談はもちろん、日常生活の介助・指導を行います。訪問するのは一人ですから、それなりの経験や判断力が必要になるわけです。それと、家族の方たちとの対話能力といったものも問われると聞きました。日勤業務と思っていましたが、夜間のコールがある場合があり、その点は確認する必要があります。また、車を運転していくステーションも多いですから、その場合は運転免許が必要です。
魅力なのは、自分でプランを立て、自分で時間の管理をすることができることで、一定に臨床経験のあるナースは、やりがいを感じることができるのではと聞きました。
それから、やはり人気なのが美容クリニックです。私も興味があり、紹介会社の方にいろいろ聞いてみました。驚いたことに、10人中9人が1年以内に辞められるそうです。一般の臨床に長く携わった方ほど、カルチャーショックは大きいようです。
美容の場合、患者は疾患を持っているわけではありません。要するに、患者というよりも顧客なわけです。私たちナースは、接客業という概念は持っていませんが、それにプラス営業的な行為もと伴ってくるそうです。美容業界では、歩合性の給与体系も一般的なようです。また時間帯がたとえば20時までと比較的遅く、土曜日曜は出勤と考えたほうが良いようです。
それから、治験の仕事です。こちらも日勤を希望する方で、よく問い合わせが来ると聞きました。こちらは、看護師の免許がなくてもできる仕事ですので、看護師としての仕事はほとんどないと考えたほうがよさそうです。むしろ患者や医師へのプレゼンテーション能力が問われるとのことです。直行直帰の訪問や、出張なども多くあるようですから、フットワークの良さが問われるそうです。
また治験の場合は、比較的入社すること自体が難しいようです。面接では、やはり営業的センスを見られますので、比較的接遇に関しては慣れていないナースが会社の面接を受けても、合格率が低いと伺いました。